昭和天皇は、「第2回国民体育大会石川県大会」の開会式出席に合わせて、1947(昭和22)年10月23日から11月2日にかけて、福井、石川、富山の3県を訪問された。宿泊先は、福井県、石川県では豪商の別荘や旅館に7泊され、富山県だけは県庁舎に3泊された。各地では“郷土料理”が献立に並んだが、富山県では「代用食」を召し上がっている。この代用食とはどのような食材で作られたものだったのか、そのほかには何を召し上がったのか。