大分県は29日、由布市の「旅館黒嶽荘」が運営する飲食施設で今月発生した集団食中毒は、調理などで使っていた湧き水と食事が原因とみられると発表した。患者や従業員のほか、湧き水からもノロウイルスが検出されたため。嘔吐などの症状を訴えた人は81人増え、計618人となった。集団食中毒の発生を受け、大分県は13日から3日間の営業停止命令を出した。29日現在も営業を自粛しているという。県によると、618人のうち603人は23