金融政策決定会合後に記者会見する日銀の植田和男総裁(写真:ロイター/アフロ)日銀は7月31日の金融政策決定会合で、政策金利の引き上げを決めました。無担保コール翌日物金利の誘導目標を0〜0.1%程度から0.25%程度へ、15年7カ月ぶりの水準とします。日本が「金利ある世界」に本格回帰する中、どういう人が得をするか、損をするかを考えてみましょう。預金と住宅ローンに与える影響世の中のさまざまな金利の中で、国民にとって