日本選手権5000mで際立つ走りを見せた鶴川正也(右)と黒田朝日photo by Wada Satoshi6月下旬、新潟で行なわれた陸上日本選手権男子5000mでは、青山学院大のふたりのランナーが終始、主役であり続けた。終始粘りの走りで日本人学生最高記録をマークし4位入賞を果たした鶴川正也に、前半から攻め続けた黒田朝日。特に鶴川は、大学駅伝界の王者・青学大にあっていまだ箱根路を踏んでいない最上級生だけに、今季に賭ける思いは