大阪・堂島の、荷物を積み下ろす舟が出入りする出入橋で、1930年に創業した『出入橋きんつば屋』。名物は当然、店名にもある「きんつば」なのだが、5月初旬〜9月末の期間限定で「しがらき」という大阪の風土菓子が登場する。●夏限定の「しがらき」棒状の袋に餅米を詰め、湯がいて冷やした餅。それを「包丁やと引っ付くから」と糸で切る。それで表面が信楽焼のようにザラザラになるから「しがらき」というのだそう。あんこときなこ