Ritsuko Shimizu[東京9日ロイター] - 日本製鉄は9日、2025年3月期(国際会計基準)の連結事業利益が前年比25.3%減の6500億円になるとの見通しを発表した。実需回復は現時点で見通しづらく、市況回復には時間を要するとしている。森高弘副会長兼副社長は決算会見で「対策効果の端境期で、収益的には正念場になる」と述べた。在庫評価や一過性の利益の剥落などを除く実力ベースの事業利益は7500億円以上(