第2次世界大戦末期にドイツが開発した重駆逐戦車「ヤークトティーガー」は、大威力の長砲身12.8cm砲と、戦車以上に分厚い装甲をまとった「最強の怪物」と形容できる戦闘車両です。しかし期待外れに終わった理由は、大きく2つありました。大戦最強の戦車「ティーガーII」の派生型敵である米英ソ(連合軍)が用いる全戦車を撃破可能な、射距離が3000mという大威力の12.8cm砲を搭載し、最大250mm厚の装甲に身を包んだ、車重75tもの
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