警察に行けなくても性暴力被害の証拠を残せる仕組みを全国に作ってください--。支援体制の拡充を求めるネット署名をはじめた性暴力当事者らが9月16日、東京・永田町の衆院第1議員会館で、この日までにあつめた約2万7千筆の署名と要望書を内閣府など関係省庁に提出した。性暴力被害を刑事事件として立件するには、客観的な証拠が不可欠だ。署名の発起人である「性暴力被害者支援情報プラットフォームTHYME」の卜田素代香さん(仮名