※この記事は2021年01月21日にBLOGOSで公開されたものです バブル経済の崩壊を受け、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)。6兆7800億円にも及んだ不良債権を回収するため、政府は国策会社「住宅金融債権管理機構(住管機構)」を設立した。巨額の税金が投じられることに国民の怒りが収まらぬ中、“怪商”“不動産王”と呼ばれる悪質債務者からの回収を担当したのが特別回収部(通称・トッカイ)だ。与えられたのは、失政のツケを負い