韓国人の結婚観、離婚観にはこの十数年で大きな変化が生じた。かつては「当然のこと」とされていた結婚だが、韓国統計庁の調査によると、「結婚はすべきだ」と答えた人が2010年には68.0%だったのが、2018年には48.1%まで減少した。コロナ禍の2020年には51.2%で多少回復はしたものの、概ね2人に1人は結婚しなくてもよいと考えていることには変わりない。離婚に関しても、「できる限りすべきでない」「絶対にすべきでない」が2008