オフの補強が巧くいけば、優勝できる。それがプロ野球界の定説だが、その意味では、今オフの矢野阪神の補強は、一か八かの賭けに出たのではないだろうか。米球界挑戦も視野に入れていたロベルト・スアレス投手の残留は決定的となった。米メディアによれば、「2年675万ドル(7億200万円)で合意した」とあり、阪神側もそれを否定していない。今季のセーブ王の残留は間違いなく、プラスだ。しかし、“定員オーバー”でペナントレ