菅首相が、自ら「今取り組むべき最優先課題」としているのは、新型コロナウイルス対策である。  アベノマスク・アベノコラボ、10万円の現金支給、PCR検査の不徹底など、加藤・西村両大臣のコンビで失策を重ねてきた。厚労省に改革のメスを入れなければならないが、菅首相が打破するという前例主義を墨守しているのが厚労省である。私が予てから指摘してきたような感染症法の抜本的改正、感染研の改革、PCR検査の迅速化