新型コロナウイルスの感染拡大で、日本経済の悪化には底が見えない。この経済てこ入れの「次の一手」として、安倍政権が「消費税減税」の本格検討を始めた。消費税は1989年に3%で導入されて以来、5、8、10と税率が上がってきたが、下がったことはない。「史上初」に向けて安倍政権がイメージする仕掛けとは--。写真=時事通信フォト参院予算委員会に臨む(左から)財務省の茶谷栄治大臣官房長、太田充主計局長、可部哲生理財局長