食物繊維はエネルギーになりにくく身体をつくるための成分ではないため、以前は不要なものと考えられていました。現在は便秘の解消だけではなく生活習慣病予防にも役立つともいわれ“第6の栄養素”ともよばれていますが、さらに注目すべき研究結果をウエストミード医学研究所(豪州)が発表しました。今回の研究では50歳の男女1,600人以上を対象に、炭水化物の摂取状況と健康寿命との関係について10年にわたって調査を行いました。