球団初のクライマックスシリーズ進出を目指すDeNAの中畑清©ベースボールキング

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 18日の巨人戦に逆転勝ちしてオープン戦首位に浮上したDeNA。横浜スタジアムで行われた15日の阪神とのオープン戦では、05年の実数発表以降オープン戦最多となる2万4829人のファンが集まる熱気ぶり。

 野手では主力の筒香嘉智と梶谷隆幸の状態が良く、新外国人のロペスも17日の巨人戦で古巣相手に3ランを放つ活躍を見せている。遊撃を守るルーキーの倉本寿彦はオープン戦12試合に出場して、打率.270の成績を残し、開幕スタメンも掴みそうな勢いだ。

 さらにセンターのレギュラー争いも熾烈。レフト・筒香、ライト・梶谷のレギュラーが決まっている中、センターのレギュラーを奪おうと関根大気、桑原将志らでアピール合戦を続ける。右ふくらはぎ痛から復活を目指し、二軍調整中の荒波翔もうかうかしていられない状況だ。

 投手陣も開幕投手が内定している久保康友がオープン戦ここまで2試合に登板して、防御率0.00。欧州代表との強化試合で日本代表に選出された井納翔一も、17日の阪神戦で6回3安打無失点と順調な仕上がりぶり。

 昨季開幕投手を務めるも不調で1勝に終わった三嶋一輝も、オープン戦3試合に登板して2勝、防御率0.60と絶好調。16日の楽天戦で6回を無失点に抑えた三嶋の投球に中畑監督も「ローテ入り?言う必要がないくらい説得力があった」と太鼓判を押しており、開幕ローテ入りが確実的。

 リリーフ陣は、昨年21セーブを挙げた三上朋也が右肘痛で出遅れるのは痛い。それでも、新外国人のエレラ、ソフトバンクから加入した経験豊富な岡島秀樹が加入し、新人の山崎康晃、林昌範、国吉佑樹、加賀繁らも控えており、層が厚くなった印象。抑えが決まっていないのが気がかりだが、そこを固定できれば勝利数を伸ばしていきそうだ。

 投打ともに状態が良いDeNA。昨季はクライマックスシリーズ進出まであとわずかのところまできたが3、4月に7勝18敗と大きく出遅れたことが最後まで響いた。球団初のクライマックスシリーズを目指すためにも、今季はオープン戦の好調さを維持し上位争いに加わりたいところだ。