高橋由伸、引退に言及 「これが最後と思うことは当然ある」

14日放送、フジテレビ「すぽると！」では「高橋由伸 2015の『決意』と『覚悟』」と題し、打撃コーチ兼任選手として新シーズンに臨む巨人・高橋由伸に行ったインタビューの模様を放送した。

「辞めてコーチになるのか、ネクタイを締めて仕事をするのか。周りを見ているとそういう人達ばっかりだったから何をするんだろう。何をしなくちゃいけないんだろうっていう、ちょっと迷いました」。

打撃コーチを打診された際の心境をこう語った高橋は、「もし訊かれたら何を言ってあげようかということばかり考えていたんですけど、今回は何かアドバイスできるものはないかと思いながら見ているところと、逆に直接訊いて本人は何を考えてどう感じているのかを知りたい。“何でそうしてるの？”とか“何を意識しているの？”とか訊いています。自分が見て感じて思ったものとどれくらい近いのか、遠いのかとか、まずそういうのを知りたい」と自身のコーチング論にも言及した。

「とにかくやってみて」。試行錯誤でプロ18年目を迎える39歳は、迎える40歳という年齢に「そこまでやるなんて想像もしてなかった。実際去年とか一昨年と何かが変わったかっていうとそんなことない」と語りながらも、いずれは訪れるであろう引退に「もしかしたらこれが最後になっちゃうかもしれないなって思うことは当然ありますよ。ただ、そうなりたくないというのもあったり」と話し、「この1年、頑張ることでその次が見える」と意気込んだ。