中国メディアの環球網は米メディアの「LEFTLANE」の報道を引用し、米誌であるConsumerReports(コンシューマーリポート)がこのほど発表した小型車の信頼性調査において、日系車が「トップ3」を独占したと伝えた。(イメージ写真提供:(C) Alexandr Blinov /123RF.COM)

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 中国メディアの環球網は米メディアの「LEFTLANE」の報道を引用し、米誌であるConsumerReports(コンシューマーリポート)がこのほど発表した小型車の信頼性調査において、日系車が「トップ3」を独占したと伝えた。

 記事はコンシューマーリポートが100万台以上の自動車のデータを基に信頼性調査を行ったことを紹介。調査結果として、トヨタが北米で展開しているブランドの“サイオン”の「xB」がもっとも信頼性の高い小型車に選ばれたことを紹介、さらに同じくトヨタの「ヤリス」が2位、ホンダの「シビック」が3位になったと伝えた。

 また、もっとも信頼性の低い小型車としてイタリアの「フィアット・500L」が選ばれたことを伝え、その理由としてコンシューマーリポートが「トランスミッション(変速機)および車載インフォテイメント(カーナビやインターネット接続、さらに音楽などのマルチメディア再生などを可能にする機能。また、車外や他の外部機器とも連携するなど広域かつ統合的な利用も想定されている)の問題が響いた」と論じたことを紹介。

 さらに同車種の信頼性はほかの車より圧倒的に低く、コンシューマーリポートによるテストでも得点が極めて低かったと伝えた。

 さらに記事は、フォードの「フィエスタ」の信頼性がワースト2だったことを紹介する一方、フォードの小型車は「運転・操作性や燃費の面では高い評価だった」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Alexandr Blinov /123RF.COM)