口のなかで、シュワっとはじけるリンゴの開発に科学者が成功
世界初、かじると口の中でシュワッとはじけるリンゴが、イギリスの科学者によって開発されました。
Mirrorによれば、果肉の中に含まれる巨大な細胞のおかげで、一口かじると炭酸飲料を飲むようにシュワシュワとする果汁が広がるそうです。
不思議なことに、このパラディス・スパークリング・アップルを絞って、ジュースを作ってもシュワっとしません。
かじって食べるときだけ、ユニークな感覚を味わえます。
遺伝子組み換えによって、はじけるリンゴが完成するまでには、何十年もの間、色々な国ののリンゴを掛け合わせる試行錯誤が繰り返されてきました。
その歴史は、1989年のベルリン崩壊まで遡ります。
ベルリンの壁崩壊後、アクセスしやすくなった東ドイツのレシーという品種と、旧ソビエト産のバラエティー・ピロエットという品種を掛け合わすために、スイスの農場が旧ソビエトを訪問したこともあります。
そのような歴史を経て、イギリスの家族経営の農場、ルベラの専門家が、パラディス・スパークリング・アップルを完全な形に仕上げたのです。
ルベラのプロダクションマネージャー、ロバート・マイヤーホーファー氏はMirrorの取材に対し、「普通のリンゴとは明らかに違います。いままで味わったことのない食感を味わっていただけるはずです。」と話しています。
シュワッとはじけるリンゴが、日本にお目見えする日が待ち遠しいですね。
Scientists create apple that FIZZES in your mouth like a can of pop
http://www.mirror.co.uk/news/technology-science/science/scientists-create-apple-fizzes-your-4511700
