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アユートは、7月11日に予定していたiriverのハイレゾオーディオプレーヤー「Astell&Kern AK100II 64GB スモーキーブルー」の発売を延期すると発表した。

AK100IIは、6月に発売された「Astell&Kern AK120II」の下位モデル。AK120IIと異なる点は、DACがデュアルではなくシングル構成になっている点や、内蔵メモリが128GBから64GBになっている点などだ。なお、DACチップにはAK120IIと同じシーラス・ロジック製のDACチップ「CS4398」が採用されている。

再生対応レートは最大384kHz/32bit。ただし、ネイティブ対応は192kHz/24bitまでで、それ以上のサンプリング周波数/量子化ビット数のファイルは、192kHz/24bitまたは176.4kHz/24bitにコンバートして再生する。DSDも最大5.6MHzの再生に対応しているが、こちらもPCMの176.4kHz/24bitにリアルタイム変換を行い再生する。

アユートによると、延期の原因はメーカー側の製造遅延とのこと。7月下旬ごろの発売を見込んでおり、確定次第発表するとしている。

(村田修)