オープニングのテープカット。ステージの下に並ぶみかんの木もきれい

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先週は愛媛県のイベントにおじゃましてきたのだが、今週は和歌山県のイベントが開催されるとのことで、またまた行ってきました! 11月15日(金)〜17日(日)の3日間、JR有楽町駅前広場で開催中のイベント「ココ・カラ。和歌山 フェスティバル2013〜和歌山の農産物で美味しく健康に!〜」の初日へ。 

さっそくオープニングには、和歌山県知事の仁坂吉伸氏、和歌山県出身の歌手兼モデルの阪井あゆみさん、ご当地ゆるキャラの紀伊国屋ぶんちゃんらが登場し、テープカットセレモニーが行なわれた。和歌山県は日本一飼育パンダの数が多いということで、仁坂知事と阪井さんは、なんとパンダの被り物姿! 仁坂知事はパンダの赤ちゃんのパペットも抱えて、かなりノリノリ。

そのセレモニーの後はトークショーを開催。阪井さんは「今はみかんがとても美味しいですし、はげ鍋というカワハギの鍋もおすすめです。観光スポットもたくさんあり、白浜アドベンチャーワールドにはパンダがいますし、私の実家の近くには世界遺産でもある高野山があります。ぜひ和歌山に来てください!」と、和歌山県の魅力をアピール。白浜アドベンチャーワールドでは、滑り台で遊んだりするパンダをかなり近い距離で見られるのだそう。羨ましい!

ちなみに本日16日は11時30分から野球解説者・小久保裕紀さん、17日の13時からは「和歌山県ふるさと大使」の小西博之さんらによるトークショーがあるほか、和歌山県出身のアーティスト、ウインズのミニライブなども開催予定。また、各日15時からは、和歌山産梅干しを食べて、すっぱい顔を披露し、客席に判定してもらうというユニークな「すっぱいい顔」コンテストも開催。17日には、このときに撮った「すっぱいい顔」の写真をモザイクアートに使用するイベントも!

また会場には、みかんや柿、特産品、花、観光など、和歌山県の名物が楽しめるブースが設けられている。中でも注目は、なんといってもご当地スイーツ『わかやまポンチ』の販売! 『わかやまポンチ』とは「和歌山県産梅の甘露煮又はシロップ漬け等を使用」、「和歌山県産フルーツを1種類以上使用」、「メニューに和歌山県産と説明されている」、この3つを満たしていることが条件となっているスイーツのこと。

 メニューを開発したお店は“わかやまポンチのお店”として登録されるため、現在「わかやまポンチ」登録店は県内外48店舗にまで広がっているとか。3つの条件を満たしていればいいので、各店舗が作る『わかやまポンチ』はそれぞれまったく別のものになる。そんなわけで、いろいろ食べ比べてお気に入りを見つける楽しみもあり。

さて今回は、和歌山県内に3店鋪を展開していて、今年9月に山形県で開催されたご当地スイーツバトルで優勝した「South West cafe(サウスウエストカフェ)」が出店。さっそく、このカフェの代表で「全国わかやまポンチ」協会参謀長でもある小山よしおさんが作ってくださった『わかやまポンチ』を試食させてもらった。こちらの『わかやまポンチ』は、みかんのジュース×ハチミツのスムージーをベースに、梅の甘露煮と旬のみかんや柿、りんご、ぶどう、キウイと盛りだくさんに季節のフルーツをのせたもの。

梅の甘露煮、フルーツは甘くてとっても美味しいし、スムージーはハチミツの風味が効いていて、みかんの甘みとも絶妙にマッチ! さすが、スイーツバトルを征しただけある。この『わかやまポンチ』ひとつに、和歌山の旬がぎゅっと詰まっている、といった感じ。春は苺、夏はスイカをメインにしたりと、通年楽しめる『わかやまポンチ』。人気が高いというのも頷ける。この機会におすすめ!

また今回のイベントは17日までだけれど、11月24日(日)まで有楽町の「イトシア フードアベニュー」で、12月15日までイタリア料理屋「ICONIQ(アイコ二ック)」で、和歌山のみかんや柚子、特産品の紀州うめどりなど、和歌山県産の旬の食材を使用した、期間限定のオリジナルメニューを提供するそうなので要チェック。

さらに、和歌山観光PRのわかぱん、こうやくん、くえ太郎、JAグループのかき音ちゃん、うめっぴ、みかっぴ、紀伊国屋ぶんちゃん、きちゅうくん、グーリーちゃん、ミカピー、かきたんという、ゆるキャラ10体も集合するとのことで、かなり賑やかになりそう。ファミリーや友達同士でワイワイ楽しめて、和歌山の旬のものを堪能できるイベント。あと2日間、興味のある方はぜひ! 
(田辺 香)

「ココ・カラ。和歌山 フェスティバル2013〜和歌山の農産物で美味しく健康に!〜」
期間 2013年11月16日(土)・17日(日) 
時間 11:00〜19:00(※17日は18:00まで)
場所 JR有楽町駅前広場