江西省南昌市で9月21日、4歳と2歳の姉妹2人が洗濯機のなかで血まみれになって死亡していた事件について、南昌公安局は16日、中国版ツイッター・微博の公式アカウントにて「他殺ではない」と発表した。

 公安局は現場検証の結果、外部から誰かが侵入した痕跡はなかったとし、「死亡した女児の両親は夫婦関係も良好であり、犯罪歴もない。さらに両親の女児に対する愛情を考慮すれば事件の可能性は排除できる」と発表した。

 公安局の実験によれば、死亡した女児が入っていた洗濯機は内部からフタを閉めることができるほか、30キログラムの荷物を入れたままでも脱水することができたため、公安局は女児2人が死亡した原因について「洗濯槽の高速回転が胸郭を圧迫したため」と断定した。

 報道によれば、女児たちは発見時に血まみれとなっており、洗濯機内も血であふれていたという。(編集担当:村山健二)