9歳の中井卓大君、日本人初のレアル・マドリード下部組織入団へ

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 滋賀県出身の中井卓大(たくひろ)君が、日本人で初めてレアル・マドリードの育成機関(カンテラ)と契約した。

 現在9歳である中井君は、2012年夏に株式会社イープラスユーとレアル・マドリード・ファンデーションが主催した「レアル・マドリード・ファンデーションチャレンジキャンプ2012」で、優秀選手に選抜。2013年4月の「チャレンジキャンプinスペイン」を経て、日本人で初めて「レアル・マドリード育成機関の入団選考テスト」に正式に招待された。

「カンテラ入団選考テスト」は、9月末から1週間に渡り実施。9月28日(スペイン時間)にスカウト責任者であるロベルト・マルティネスから「レアル・マドリードのカンテラへようこそ。入団おめでとう!」という言葉とともに、カンテラへの入団を許可する招待状が届いた。

 今後、中井君は査証や渡西手続きの準備が終わり次第、スペインに移住。レアル・マドリードのカンテラ選手として、12日から始まる公式リーグ戦に参加予定となっている。