切干し大根以上に栄養素を凝縮！ その名は『切干し大根茶』
そして、「野菜」。絶対、体にいい。良くないわけがない。
では、その2つが合わさったらどうなる？ 答えは、コチラ。健康食品のパイオニアである株式会社シンギーが3月16日より発売しているのは、その名も『切干し大根茶』（税込み1,980円）であります。
もちろん、作るなら未だかつてないものにしたい。そこでクローズアップされたのは、「切干大根」。欠乏しがちな栄養価が豊富で、現代人にはピッタリな素材。しかし、家庭で食卓に上がる機会は少なくなっている。「これをお茶にして、もっと気軽に摂ってもらうのはどうか？」と、プロジェクトは動き始めたらしい。
しかし一方で「本当に需要があるのか？」という声も上り、『切干し大根茶』企画は同社内で決定的なものにならなかったとのこと……。
「そんな中、ふと担当がネットを見ていたところ、マクロビオティックを実践されている方々が自分で切干し大根をお茶にし、しかも健康面において顕著に効果が表れているというブログがかなりの件数で見つかったんです」（担当者）
「こんなところにニーズが潜在しているかもしれない」、「実際の効果がこれだけ出ているものであれば、きっと売れるだろう」といった確信のもと、ようやく同社は『切干し大根茶』商品化へ舵を切ってみせた。
ところでこのお茶、どういう方が飲むと良いのでしょうか？
「毎日の脂っこい食事が気になる方や、便秘がちな女性の強い味方でもあります。過剰に取った塩分も出すことができるので、血圧が高めの方にもオススメです」（担当者）
また、この切り干し大根自体も特製らしいんです。徳島県にある清流吉野川沿いの農場で、土壌管理から丹精込めた自家製栽培で低農薬にこだわり育てた大根。洗浄後に皮を剥き、縦割りにして出干しし、日差しをたっぷり浴びせている。大根の甘み・旨みがギュッと濃縮された切干し大根が、原料に使用されたようなのです。
そして注目は、その栄養価。天日に干すと、生の大根と比べカルシウムが15倍、ビタミン類は10倍、鉄分32倍となるらしく。
そこで、私も実際に『切干し大根茶』を取り寄せてみました。この偏った食生活に、『切干し大根茶』で鉄槌を下したい！
さて早速箱から取り出すと、このお茶はどうやらティーパック型になっている模様。そして、既にこの時点で和の香りが漂って来ます。ではこれを湯呑みに入れ、お湯を注いで30秒待ちます。……はい、出来上がり！ どこか、たくわんに似た匂いが食欲をそそるなぁ。
では、いただきますよ！ ……なるほど。一言で言うと、香ばしいです。御飯のお供に、このお茶だけで事足りるくらい。それ程の味わいがあると思う。グングン、飲めてしまいます。
そしてその味わいを活かした、他の摂取法もあるらしい。ティーパックを破いてご飯のふりかけ等にする食し方も同社は推奨しているのだ。添加物を一切使用していない大根のみが使用されているからこそ、この食べ方は可能になる。おかずとしても、アリなんです！
ちなみに、この『切干し大根茶』の主な購入層は？
「30〜40代の女性と、男性は50代といったところがメインの購買層です。また、かなり若い年齢層の方も興味を示してご購入いただけたのが意外でした」（担当者）
乾物好きの方、歯が弱くなって切干し大根が食べれなくなったご老人、もしくは切干し大根を自分で蒸して飲んでいた方からの反響も多く寄せられているという。
「切干し大根の煮物を作ると、煮汁にこの豊富な栄養素が出てしまうと同時に、煮汁を飲むことは塩分や糖分の問題でできないのが一般的であります。ところが、お茶にすればお湯部分に多くの栄養素が溶け出るため、切干し大根の栄養を余すことなく摂ることができます」（同社ホームページより）
確かに。通常の切干し大根以上に、栄養素がギュッと凝縮されているのが『切干し大根茶』でした。
（寺西ジャジューカ）
