水木しげるワールド満載！ 日本初の妖怪テーマパークって？
そして、体感妖怪アドベンチャーとだけあって、いわゆる一般的な展覧会とは一味違う。水木しげる先生の描く妖怪との触れ合いを通して、人間の心の奥底に染み付いた“見えないものへの畏れ”を感じさせることをテーマにした、体感型の「妖怪テーマパーク」なのだ。昨年春から秋にかけて台湾で開催され、2会場で45万人動員するほどの人気を博し、このたび日本への凱旋となったそう。気になる、その中身について広報事務局に聞いてみた。
続く「日本の妖怪たち」のコーナーでは、水木先生が描いた妖怪画をもとにした、多種多様な妖怪をグラフィックで表現し、展示する演出が。さらに鳥取県境港市にある水木しげるロードと同じ妖怪像が、スペシャルな演出で見られるとのこと！
また「妖怪屋敷」と名付けられたコーナーは、あらゆる妖怪たちが棲む場所。曲がりくねった回廊に、障子には無数の目……どんな妖怪が潜んでいるのかわからない不気味さでいっぱい。
さらに「妖怪の森」のコーナーでは、日本の山奥に潜む、さまざまな妖怪たちと会うことができ、そこにある“ひみつの穴”をのぞくと、さらなる驚きの光景も待っているとか。
そして「水木しげるの冥界ワールドツアー」のコーナーでは、ソロモン諸島、パプア・ニューギニア、アフリカ、カナダ、メキシコ、中国など世界各国の伝説をもとにした「冥界からの使者」が水木先生の手によって続々と甦る。
最後には、鬼太郎や妖怪たちと楽しく触れ合えるコーナー「妖怪ひろば」も！ 鬼太郎の誕生シーンを再現したジオラマ、“いったんもめん”の背中に乗って撮影ができるコーナーなど、ここでしか味わえないお楽しみが盛りだくさんとのこと。本イベントのみの限定グッズ販売も必見だ。
『GeGeGe水木しげるの妖怪楽園』は、既に前売り券（6/28（金）まで販売）の売行きもかなり好調だそうで、6/28（金）に開催予定の内覧会、“妖怪解放式”は一般募集人数300名のところ、多数の応募が殺到しているとか。ちなみに、鬼太郎ファミリーのイラストが描かれた、携帯につけて遊べるオリジナル「6面パズルストラップ」付き前売り券が5000枚限定で発売中とのこと。レアものなので鬼太郎好きにはたまりません！
また6/10から、関西テレビ放送、松坂屋高槻店、天保山マーケットプレース、大丸心斎橋店、大丸神戸店、大丸京都店、大丸梅田店、そして大阪文化館の大阪各地を「鬼太郎神社」が巡回。それぞれの設置期間はぜひ、こちらでチェックを。鬼太郎神社」を参拝してから展覧会を見に行くなんて理想的！
まさに妖怪の世界を体感できる『GeGeGe水木しげるの妖怪楽園』。ゲゲゲの鬼太郎、妖怪好きはもちろんのこと、家族や友達、カップル、いや、もちろんおひとり様だって、きっと楽しめるに違いない。これはもう、大阪に行くしかなさそうです！（田辺 香）
体感妖怪アドベンチャー
『GeGeGe水木しげるの妖怪楽園』
会期：2013年6月29日（土）〜9月1日（日） 会期中無休
会場：大阪文化館・天保山（海遊館となり）
時間：午前10時〜午後5時（土曜日は午後7時まで）※入館は閉館の30分前まで
『GeGeGe 水木しげるの妖怪楽園』公式HP
http://www.asahi.com/event/gegege/
