ネコだらけの一冊！ 新刊『かわいい! 使える!! ふせんでネコクラフト』の魅力
これまで人間や様々な動物の切り絵を手がけてきた著者の瀬川さん。ネコの切り絵の難易度については、「人間や他の動物に比べると、ネコの切り絵の方がはるかに簡単です。細かい指先や服のシワなどがなく、比較的ゆるい線が多いので」とのこと。ただし、シンプルだからこそ、苦労した点もあるそう。
「ネコのシルエットはそこまで表情豊かではないので、パターンが似てしまったり、種類も系統によってほとんど差がなかったり、シルエットで表現するのはやはり大変でした」
とはいえ、「ネコふせん切り絵-しぐさ編」では103パターンもの型が、また「ネコふせん切り絵-種類編」では、28種類ものネコの、それぞれ特徴を捉えた型が、こちらも103パターンも紹介されていて、そのバラエティにはびっくり。
ちょっとしたネコの仕草や動きを表現した型はどれも可愛くて、躍動感まで！ ネコ好きにはたまりません！ しかも、そんな206パターンものネコの型に加えて、組み合わせて使える犬や他の動物、人間のシルエットの型も30パターン以上あり。巻末にはそれら250以上の型紙がついているので、すぐに作れるのもポイント。
また「ネコの手づくりクラフト」として、ドールハウスやジオラマカード、ギフトカードやラッピングアイテムなど、ネコのふせん切り絵を飾ったり、贈ったりするための実用的なアイテムも紹介されている。
「ここで紹介しているドールハウスやギフトカードなどと、ふせん切り絵を組み合わせていただければ、楽しみ方がさらに広がると思います。また、紙のふせんだけではなく、フィルムタイプや普通の紙などを使ったバージョンも紹介しているので、ぜひ、ふせん以外のものでも挑戦してみてほしいです」と瀬川さん。
ちなみに、ふせん切り絵に必要な基本の道具と材料、また、基本的な切り方や上手に切るためのテクニックやコツは、わかりやすく図解されているので、初心者の方でも心配無用！ 飾って自分で楽しむのはもちろん、ネコ好きのお友達などにプレゼントするのもオススメです。
