会社の公用語が英語になったらどうする？
「弊社も今年度から英語に切り替わったんです」
と話すのは都内サービス業勤務のFさん。最後にしっかり勉強したのは学生時代の語学の授業。10年以上のブランクがある…というレベル。公用語が切り替わってから約1ヵ月半経ったFさんに、今の苦労を聞いてみた。
Fさんが会社から告知を受けたのは昨年の年始。塾に通う時間がない勤め人にもできる「英字新聞を読む」「語学のラジオを聴く」ことを習慣づけていたという。だが、今ぶつかっている壁は、仕事で最も重要な「話す」問題。
「一番後悔している点は公用語変更のせいで進められるはずの打ち合わせが難しくなってきたこと…。いつになったら順調に働けるの！？ と、先が見えなくて心配」と話す。
■先輩に聞く 英語上達の近道は？
悩めるFさんに対し、公用語が英語になって3年目と話す都内メーカー勤務のWさんは、「仕事で言語に困ることはなくなってきた」とのこと！
そんなWさんに「英語で仕事できるレベルに上達する近道」を聞いてみた。
（1）携帯電話の言語設定を英語にする
「とにかく身の回りに英語を。言語設定を英語にしてしまえば強制的に触れられるし、テレビ、ラジオなども合わせてこういう習慣を積み重ねて、独り言や考え事まで英語になればシメたもの」
音楽は洋楽だけ聴く、映画は洋画だけ見るなど、出来る限り日常生活に英語を取り入れるのが肝心のようだ。
（2）低価格のオンライン英会話でネイティブと毎日話す
地道な勉強より楽しそうな英会話スクールだが、1レッスン7,000円…と考えると、行けても月2回程度になりそう。
できれば毎日話せたらいいのに…そんなWさんが使い始めたのは、オンライン英会話だという。教室に通うのではなく、PC越しに英会話できるサービスだ。
「通塾よりオンライン英会話のほうが、安くて毎日話すことがでるのでオススメ。通塾に時間もいらないし、24：30以降もレッスンできるサイトもあって助かります」
使うのはPC画面を見てテレビ電話のように話せる、無料の通話ソフト「スカイプ」。世界中の人と無料で話せるから、レッスン料も格安に。英会話スクール1回分のレッスン料を約7000円と想定すると、オンライン英会話なら30回分、つまり１カ月ほぼ毎日レッスンが受けられるほど！
英語の専門家によると、ビジネス英会話ができるまでに必要な英会話のレッスン時間は3,000時間。できたら毎日、少なくても週2〜3日できたら嬉しいところ。
習うより慣れろとはよく言ったもの。英語だらけの生活に身を置く努力をすることと、「話す」習慣をつけるのが一番いいようだ。明日は我が身、早めに準備を始めておくのが安心だろう。
（エキサイトニュース編集部）
■1レッスン158円〜 スカイプ英会話
