【ヨルダン戦に負けワールドカップ出場を逃した日本代表。だが、何が悪かったのかという追求が少ない。ラモス瑠偉がマスコミの報道姿勢について叱責する】

マスコミの中にすごい人がいるのはよく知ってる。本当にサッカーをよく知っているし、尊敬できる記者の人たちもいる。だけど、今はちょっと考え方が違うんじゃないか、という記者もいると思う。

まず選手の言うことを聞きすぎる。選手と友だちになるのがいいと思っているじゃないか。選手に口をきいてもらえないと困るから、選手の悪いことを書いていないんじゃないかと思えるね。特に主力選手が相手だと、いつも持ち上げてばかりだよ。僕なんかは何をしても「ラモスが悪い」と言われていたのに(笑)。

日本代表だと、特に香川真司本田圭佑に対して記者は及び腰だよ。でも、今の日本代表でチームを引っ張っていかなければならないのはこの2人。だったら、この2人に対してはどんどん不満を書いておくべきでしょう。

2010年のワールドカップのとき、岡田武史をメディアが厳しく評価していたら本大会でベスト16に進出して、批判した人が今度は逆に批判された。だから今回は及び腰なのかもしれない。だけど、岡田監督の大会前の成績はよくなかったよ。あれは批判されても仕方がなかった。批判したことでチームがよくなることもあるんだから、最後に結果が出たら「素晴らしい」とほめてあげればそれでいいじゃない。

正当な批判だったら選手もちゃんと聞く耳を持っているよ。今の日本代表はそんなにヤワじゃないんだから。マスコミには自分たちの役割を忘れてもらっちゃ困るね。