ロシア連邦宇宙局は16日、「ソユーズTMA−06M」宇宙船が、カザフスタンの草原に着陸し、国際宇宙ステーションから無事地球に3名の宇宙飛行士が帰還したことを発表した。中国国際放送局が報じた。

　帰還した3名の宇宙飛行士は第34期長期滞在員で、2012年10月23日に国際宇宙ステーションに到着し、143日間滞在した。滞在期間中、数項目の科学実験を行ったほか、新たな設備の設置や宇宙ステーションを宇宙ごみから守る任務などを行った。

　3名の宇宙飛行士は15日に地球に帰還する予定だったが、着陸地点の天候不良のため、帰還の日程を延期していた。（編集担当：村山健二）