＜バンタム級／5分3R＞
TJ・ディラショー（米国）
Def.2R0分26秒 by TKO
田村一聖（日本）

右へ回る田村、まずは左ローを入れる。低い姿勢のディラショーは体を起こして左前蹴り、さらに左から右、右ローと続ける。続く前進に右のカウンターを入れた田村だが、直後にテイクダウンを奪われる。バックを取らせないように足を取りに行く田村、ディラショーは腰を落して田村のクラッチを切る。ケージを背にして立ち上がった田村はヒザを受け、もう一度尻餅をつかさせるも、すぐに立ち上がる。

ディラショーは頭を田村につけてケージに押し込み続ける。残り1分、レフェリーがブレイクを命じる。ディラショーの右ハイをよけた田村だが、2発目が頭部を掠める。ディラショーの右ローに右を合せた田村。ディラショーのパンチの勢いの方が強く感じられるが、打ち負けることなく打撃戦は対応できた。

2R、右回りを続ける田村にディラショーは目線を下げてから左ハイを狙う。頭を下げた田村に、ヒザが直撃。もんどりうって倒れた田村は、そのままパウンドの連打を受けTKO負けとなった。