日本時間27日の10時半より開催された第84回アカデミー賞の授賞式。続々と受賞作品が発表される。脚本賞を受賞したのは『ミッドナイト・イン・パリ』。『恋するバルセロナ』のウッディ・アレン監督・脚本によるラブコメディだ。

【他にノミネートされていた作品】
・アーティスト
・Bridesmaids
・マージン・コール
・別離

『ミッドナイト・イン・パリ』ストーリー
ハリウッドで売れっ子の脚本家ギル(オーウェン・ウィルソン) は、婚約者アィネズ (レイチェル・マクアダムス)と彼女の両親とともにパリを訪れた。パリの魔力に魅了され、小説を書くためにパリへの引越しを決意するギルだったが、アィネズは無関心。次第に2人の心は離ればなれになっていく。ある夜、酔って街をうろついていたギルに、1920年代風の格好をした男が声を掛けてきた。その男に連れていかれたバーに行った時、ギルは1920年代に来ていたことに気づく。

 本作の監督、脚本を務めたウッディ・アレンは、監督、脚本家のほか、俳優、小説家、クラリネット奏者など様々な顔を持っている。アカデミー賞ノミネート回数は、21回と最多。しかし、ハリウッドに背を向けた映画人として知られており、『アニー・ホール』でアカデミー賞監督賞、作品賞を受賞した時に受賞式に出席しなかったという。それでも彼の作品には、多くの人気俳優や女優が競って出演している。今回の受賞で、さらに出演を希望する俳優、女優が増えそうだ。

第84回アカデミー賞特集
【速報】第84回アカデミー賞
『ミッドナイト・イン・パリ』 - 公式サイト