総理の座への情熱を語る横粂議員

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 被選挙権の25歳という節目を祝うイベント「第二成人式」が2012年1月9日、成人の日にあわせ東京・中野で開催された。式にはゲストとして、27歳のときに当選した横粂勝仁衆院議員(30)が出席。横粂議員は「政治家は正しいことをしても嫌われる」、「すべての人と会う、すべての場所に行く、すべての体験をするのが政治家の仕事」など語り、パネルディスカッションでは「私は30代のうちに総理になる」という宣言も飛び出した。

 第二成人式の主催団体のひとつで、地方議員を目指す人を支援するNGO志援隊(しえんたい)の大島代表は「誰もが立候補できるということを再認識するための式典」とイベントの趣旨を語る。第3回目となる今回は、横粂議員ら若手政治家によるパネルディスカッションが行われ、さまざまなテーマについて議論された。この中で、「キャリアとしての政治家をどうみるか」との問いについて横粂議員は、

「政治家なんかをゴールと考えないで、そのあとそれを手段として社会に貢献していくぐらいの意気込みがある方に(政治家に)なっていただきたい」

とした上で、

「個人的なこととしては、私は30代で総理になって4年間総理やったあと、国連(勤務)、アフリカ支援をやり、そのあと日本に戻ってきて子どもたちに夢を語り継ぐことをライフワークと考えている」

と、改めて首相になることへの意欲を示した。

◇関連サイト
・NGO志援隊(しえんたい)ホームページ - 第二成人式の意義の説明
http://shientai.net/25th-ceremony.html

(寺家将太)