手がかじかむ季節に、バッグで防寒。

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いつの間にか、あの異様に暑かった日々も過ぎようとしている。そろそろ七分袖、長袖、ジャケットの出番がやって来る季節だろうか。
そして、数か月後にはダウンジャケットが恋しくなるシーズンも訪れる筈だ。

そこで気が早いが、そんな時期の防寒にピッタリのアイテムをご紹介したい。トートバッグ専門ブランド「ROOTOTE(ルートート)」が販売する『フェザールー』は、“ダウンジャケットみたいなトートバッグ”。

素材には、見ての通りダウンが使用されている。ただ、それだけじゃ我々は温かくならない。
実はこのトートバッグには、両側に手を入れるポケットがついているのだ。ここから両手を入れれば、トートバッグがまるでハンドウォーマーのような役割を果たしてくれる。

このようなバッグを開発したきっかけを、ROOTOTEに伺ってみた。
「当ブランドのコンセプトは、『楽しいお出かけ! 〜Fun Outing!』です。寒い冬も、楽しいお出かけをしていただけるよう、トートバッグ専門ブランドならではの新製品として開発いたしました」(担当者)

元々、同ブランドのトートバッグには「肩から下ろさないで、サイドのポケットから中の物を簡単に取り出せる」という、機能面での特長がある。このポケットは、カンガルーのお腹のようなので「ルーポケット」と呼ばれているそう。
そして『フェザールー』では、この「ルーポケット」にプラスアルファを加えている。まず、今まで片サイドのみだったルーポケットを、両サイド仕様にリニューアル。しかも、このルーポケットは、ハンドウォーマーとして使う為のみのものである。

そんなこの『フェザールー』の初登場は2009年。それ以来、男女問わず使えるグランデサイズのみの展開をしていた。しかし、特に女性からの反響が大きかったため、今年からは少し小さめサイズの横型トート(デリサイズ)の展開もスタートさせる。
「デリサイズの底マチは17センチと広めで、小ぶりなのに収納力は十分です」(担当者)

そして、気になるデザインについて。今シーズンの『フェザールー』は、全部で32種類だ。
「お好みに合わせてお選びいただけるよう、“プリント”、“素材”、“カラー”の3テーマ、16 のバリエーションを2サイズ展開いたします」(担当者)
発売は9月中旬からを予定。同ブランドの専門店「ルートート ギャラリー」の代官山店ほか全国のROOTOTE取扱店にて購入することができる、価格は2,940〜4,410円。

「ポケットに入れた手が温かい」、「腰かけたとき、トートバッグを置いたひざも温かい」といった声が寄せられていた、この『フェザールー』。やはり、“ダウンジャケットみたいなトートバッグ”という表現がふさわしい気がする。
特に、今年は節電の冬。その時が来たら、きっと心強いに違いない。
(寺西ジャジューカ)