英国報道「中国人学生が情報盗んでいる」…中国大使館が反論
英紙「サンデータイムズ」は3月27日付で、英国に留学している中国人大学院生が、機密情報を盗んでいるとの文章を掲載した。同紙は4月3日付で、中国の駐英国大使館による反論文を掲載した。中国新聞社が報じた。
「サンデータイムズ」は、発明家で企業家でもあるジェームス・ダイソン氏の書いた、「中国人大学院生が、科学技術上の機密情報を盗んだり、大学のコンピューターをウイルスに感染させるなどの活動をしている」、「証拠がある」などとする文章を掲載。ダイソン氏は、ウイルスに感染させる目的を「帰国後も、情報を盗みつづけるため」と主張した。
同文章を受け、英国では大学や政府関係者から「外国人学生による情報を盗む行為はたしかに存在する」、「外国人留学生に、科学技術の情報を盗ませてはならない。ダイソン氏の主張を真剣に研究する」などの声が出た。
中国大使館は「中国人留学生が英国の科学技術を盗んでいるとの言い方は、事実の根拠は絶無、論理性は皆無。人々を誤った方向に導くものだ」、「これまでに、類似の問題大使館が英国の大学から指摘を受けたことは、まったくない」などと反論。
ダイソン氏による「英国政府は納税者が払った資金で、外国人学生の学習を助け、英国の競争者を作っている」との主張に対しては「英国は外国人留学生を歓迎しないのか。外国人の学生が英国に留学することは間違いなのか」と反問した。
大使館は「(英国には)約12万人の中国人学生がいるが、ほとんどは自費留学で、英国人学生よりもはるかに高い学費を払っている」、「学習や生活で、中国人留学生は英国の経済に貢献している」、「年間でおおよそ20億ポンド(約2700億円)を使い、英国に貢献している」などと主張した。(編集担当:如月隼人)
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