food20110310main

写真拡大 (全3枚)

2月10日から3月31日までの期間限定で、関東エリアおよび関西エリアで展開するカジュアルダイニング「KICHIRI」などの飲食店全29店舗にて開催されていた福島県産食材を活用した美容食フェア『とことん福島の里山美容食!』は東北地方太平洋沖地震の影響により、中止が決定した。一日も早い復旧を願うためにも、今後復興支援フェアとして再スタートする予定でいる。

(写真上)「相馬の蛸飯」(飯野氏監修)
柔らかさと甘みが格別な福島のミズダコの特長を活かした栄養バランスの整った一品。


これは美容食のスペシャリストとして活躍している飯野耀子氏、酒井美保子氏、椎名由紀氏の3名が監修する女性に嬉しい美容食メニューの数々を、福島県から直送した新鮮かつ関西では希少性のある食材を使って提供するものだ。関東や関西エリアに暮らす人々にとっても福島県の食材のよさを身近に感じることができるよい機会となりそうだ。


(写真左)「喜多方ラーメン福島ポークチャーシューステーキ」(飯野氏監修)
飯野氏が福島で出合ったのは、柔らかくジューシーな色々な銘柄豚。箸で切れるほど柔らかな豚肉は、肌荒れ改善や疲労回復に欠かせないビタミンB群を豊富に含んでおり、喜多方ラーメンの美味しさを倍増する必須食材。

(写真右)「福島県直送!季節のフルーツとアボガドチョコムース」(酒井氏監修)
酒井氏が福島へ農業体験に何度も訪れ、その度に福島の果実の元気さとおいしさに感動したという福島県産の新鮮なフルーツを、チョコを使わないアボガドのチョコムースでいただく


今回、美容食の監修に携わった3名の提案するメニューは、それぞれの視点から福島県産食材の特長を捉え、食材の効能、ローフード、呼吸やイメージによる心身の活性化などの専門分野からの知識を取り入れたユニークなメニューづくりがなされている。以前から福島県の食材に注目していた美容食スペシャリストの飯野氏によると、「福島県は、全国のなかでは山のイメージが強い県ですが、相馬など海の幸にも恵まれており、山から取れる野菜や果物、地鶏や牛といったブランド肉、海から取れる豊富な海産物など、あらゆる美容食の宝庫」とのこと。今回提案するメニューには、そのなかから特に意外性のある味や食感を持った食材をチョイスしたそうだ。とりわけおすすめなのは、山で取れるサルナシという果物でつくるサワーだ。まるでベビーキウイのような形状のこの果物は、ビタミンCがレモンの10倍もあり、しかもB1も豊富なのでお料理と合わせていただくだけで、コラーゲンや他の栄養の吸収を促進させる効果が期待できるそう。味も沖縄のシークワーサのようにさっぱりとしているので、飲みやすいお酒に仕上がっている。この他にも、おいしく美容効果のある多彩なメニューの数々で、身も心も癒されて大満足できるはず。


(写真左)「会津山鮨 山里の鮨とヴィンテージ米」(椎名氏監修)
福島でコメ作りを手伝っているという椎名氏。人の温もりを感じさせる農家の人からのご馳走。そんな心温まる一皿を冬野菜とヴィンテージ米で表現した福島のお米と山の幸を取り合わせたお鮨。

(写真右)「福島の切干大根を使った、乾物アラビアータ」(酒井氏監修)
西会津町で軒先に並べて作られている切り干し大根。女性の味方、食物繊維も豊富。トマト汁で戻してアレンジしたアラビアータソースで仕上げた一品。



■お問い合わせ先:株式会社きちり

※銀座 まなや、KICHIRI 渋谷、KICHIRI 心斎橋店など、関東エリアおよび関西エリア全29店舗にて開催中※営業時間に関しては直接店舗までお問い合わせ下さい(関西店舗は通常通りになります)

■関連記事
夏のおもたせに、アニヴェルセル 表参道のチョコレートデザートを
ドゥバイヨルに贅沢な新しい焼き菓子、その名も“ケーク”登場
ジャン=ポール・エヴァンの“希望”と名付けられたショコラたち
ホットな夏をクールにする!かき氷感覚の“しゃりしゃりショコラ”
フランス人パティシエ フレデリック・カッセルが贈る5月の幸福スイーツ