誰かに嫉妬の感情を抱いたら、どうするか。その対処法にも文化差が表れるものである。33歳の中国人男性ブロガー「趙毅」さんは、アメリカ人、日本人、中国人のそれぞれが誰かに対して嫉妬したときに、どう対処するかを書いている。以下ブログの引用。

 アメリカ人は、もし自分より勉強のできる人間が現れると、家に帰って頑張って勉強し、資料を読み込んで試験の研究をしたりして、彼を追い越すようになる。そして勝利を得るのである。

 日本人は、自分より優れた人間が現れたら、むしろ積極的に友達になろうとする。優れた人間と友人になる過程で、彼の持っている強みや長所を学び、自分の中に取り入れる。そしてついには彼自身を超えるようになる。そうすれば、彼のことを見下せるようになる。

 中国人は、自分より能力のある人間が現れたら、とにかく相手を嫌う。メンツを潰された腹いせに、何とかして彼の足を引っ張り、彼自身の短所を列挙する。そうすれば、自分は彼に勝っていると思えるのだ。悲しいかな、これが我々中華民族の偉大な点なのである。(引用おわり)

 それぞれ特に根拠が書かれていないので何とも言いづらいが、日本が欧米のやり方を取り入れながら発展してきた歴史などを考えると、うなずける部分もあるかもしれない。中国人については、「悲しいかな」と皮肉っぽい一言が含まれているのが印象的である。(編集担当:西谷格)



■最新記事
【韓国ブログ】韓国は「ハンサムな男」…中国は「自尊心の強い女」
わが国の高速鉄道は日本に嫉妬される筋合いはない=中国
【中国ブログ】ドイツや日本、アメリカがうらやましい…。
嫉妬心をプラスに変える方法
【中国ブログ】「礼儀の国・日本」のカギは幼児教育にあり