中国商業都市ランク、広州が初の1位に―フォーブス中国版
経済誌『フォーブス』による「2010年中国商業都市ランキング」が浙江省広州市で12日発表され、広州市が上海市を抑えて初めて1位に輝いた。中国網が伝えた。
これは『フォーブス』の中国語版編集長である劉瑞明氏が主体となって作成されたランキングで、今回が7回目となる。都市の規模、消費力、物流、経営コストなど8つの指標が基準とされ、上位10都市は、広州、上海、深セン、杭州、蘇州、北京、無錫、寧波、南京、天津となった。
広州はランキング発表以来初めての1位を獲得。経済活力とイノベーション能力の向上、経営コストの低さに加え、アジア大会開催という要素も加わったことが首位獲得の要因となった。一方、首位から陥落した上海は経営コストの高騰が影響した。
劉氏は今年のランキングについて、周辺都市を巻き込んだ「地域経済一体化」の効果が現れ始めたとして、特に広東省を中心とする珠江デルタで顕著になっていると分析した。また、上海を始めとする長江デルタの都市がベスト10に6都市ランクインしているほか、ベスト100中でも地域別で最多の33都市が名を連ねていることを指摘。発達した民間企業がけん引役となって経済としての価値が上昇しているとした。
長江デルタが成長し、珠海デルタが安定するなか、北部に位置する環渤海湾地域は、中心となる北京、天津の2大都市に周囲の資源が流出するという「ブラックホール現象」が起こっており、地域経済の一体化が進んでいないことから全体的にランクが落ちたと分析した。(編集担当:柳川俊之)
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