ノーベルが生きていたら、今年の平和賞に激怒しただろう=中国
中国メディアの環球時報は10日、「ノーベル賞の提唱者であるアルフレッド・ノーベルが生きていたら、今年のノーベル委員会の無知と偏見に烈火のごとく激怒したことだろう」とする論評を掲載し、中国人民主活動家である劉暁波氏へのノーベル平和賞授与を批判した。
論評は、ノーベルは民族の団結と友好に貢献した人に対して平和賞を授与するよう望んだはずだと前置きしたうえで、「ノーベル賞委員会(ノルウェー・ノーベル委員会)はノーベルの意に背き、中国で刑に服している劉暁波に授与した。ノーベル平和賞の候補には中国の発展をぶち壊す人間の名が挙げられていた」と主張。
さらに、今回のノーベル平和賞は虚偽かつ誤りがあったばかりか、わい曲されたものであるとして、ノーベル賞委員会は平和を推進する目的ではなく、平和賞で中国の気分を害すことが目的だったと決めつけた。
論評は、ノーベル平和賞が誰に授与されようが重要ではないとしたうえで、「重要なのは、国際情勢の危うさと西側の人間の腹黒さの関係を見極めることである」と主張。さらに、「西側の人間は中国の良い点を見ようともせず、批判できる材料のすべてで中国を貶めようとしているが、われわれがすべきなのは怒ることではなく、冷静に団結することだ」と訴えた。(編集担当:畠山栄)
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