米国労働省が発表した雇用統計(季節調整済み)によると、1月の米国失業率(軍人除く)は、前月から0.3ポイント低下し、9.7%となった。昨年10月から3カ月連続で10%台を記録していたが、昨年8月の水準まで改善した。

 景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整済み)の前月比2万人減だった。昨年12月は15万人減(改定値)に比べると減少幅が縮小した。

 産業別に見ると、建設業7万5000人減、製造業1万1000人増、サービス業関連は4万8000人増となっている。派遣労働(5万2千人増)は3カ月連続の増加となった。

12月の米国失業率は10.0%、3カ月連続で10%台(2010-01-09)
【特集】2010年日本の雇用情勢と人材ビジネスの展望〜中途採用は増加の兆し、就職氷河期が深刻化

日本人材ニュースHRN」は人材採用・人材育成の専門紙。「中立公正」「確かな取材活動」で情報提供を行っています。