IT技術者教育機関のイーエルティ(東京都品川区、平出隆一社長)は、2010年4月から、組込みソフトウェア開発技術者を対象に、キャリア形成促進助成金の「実践型人材教育システム」を活用した新入社員教育を実施する。

 同研修は、社団法人組込みシステム技術協会(JASA)が厚生労働省から「実践型人材養成システム普及のための地域モデル事業」として委託を受け作成した「組込みソフトウェア開発技術者向けのモデルカリキュラム」に準拠したもので、10年度からは、同協会でも普及と精査を図るために、教育ビジネスを行うJASA会員に公開している。

 同社では、この研修カリキュラムを長期化する不況で教育研修費の負担が難しい企業でも参加できるように、「キャリア・スタートアップ研修」としてキャリア形成促進助成金が支給される内容に独自に組み替えた。

 研修の申し込みに当たっては、複雑な助成金申請のための支援や人材育成計画の作成など、新入社員教育全般の実施と運用をサポートする。

 研修実施日は、2010年4月〜6月(320時間)、会場は東京、名古屋、大阪を予定している。また、1月中旬までに助成金申請のための説明会を実施する計画だ。

 問合せ先は、イーエルティ教育事業部(TEL:03−5421−0053、email:1st_contact@elt.co.jp)

株式会社イーエルティ

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雇用調整助成金の要件緩和を12月1日から実施、中小企業の支援を強化(2009-12-04)

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