リヴォルノとのセリエA第11節を翌日に控え、31日に記者会見に臨んだインテルのジョゼ・モウリーニョ監督が、FWディエゴ・ミリートとDFマルコ・マテラッツィについて次のように語っている。

「(パレルモ戦での)ミリートのゴールは我々にとっても、また彼にとっても非常に重要だった。ミリートらしい、センターフォワードらしいゴールだったね。得点王争いという点で、彼は最高の序盤戦を過ごしている」

マテラッツィがあまり試合に出ていない? 彼は自分のチーム内での役割が分かっているし、試合に出れば常にうまくやる。かつて彼は重要な試合を戦ってきた。今はベンチスタートのこともあるが、特別な状況で彼が必要なんだよ。明日の試合に招集したし、キエフでの試合(ミッドウィークのチャンピオンズリーグ、対ディナモ・キエフ戦)も同じだ。常に試合に出なくても、絶対に欠かせない選手というのはいる。彼はそのうちの一人だ」

ミッドウィークのチャンピオンズリーグで、インテルはディナモ・キエフと敵地で対戦する。新型インフルエンザの猛威から、キエフでの一戦が延期される可能性も囁かれているが、モウリーニョ監督はすぐに決断を下すべきだとの見解を示している。

「なぜ、ディナモ・キエフとの試合を延期できるのか分からない。空いている日にちなんてないのだからね。もちろん、月曜の前までに決まる必要があるだろう。ウクライナへ行って、試合をせずに戻るなんてありえない。ウクライナ政府とUEFAは、できるだけ早く決断を下すべきだ」

「ヴェスレイ・スナイデルに関しては、月曜に分かる。使えないなら、ギリギリで無理に回復させることはしない。だがおそらくは、可能だろうね。彼がキエフへ行くことできるし、ほかの選手たちを集中させてくれるだろう」