“流し目王子”の笑顔を間近で見るチャンスだった、今回の握手会 <br>(撮影:野原誠治)
 大衆演劇界の人気女形・早乙女太一(16)が20日、東京・福家書店銀座店で写真集「13⇔15(じゅんさん じゅうご」(ワニブックス刊、3900円)の発売記念イベントを行った。そのイベントで開催される握手会を目当てに、女性ファンら約1,000人が会場へ押し寄せた。

早乙女太一/福家書店・握手会 - 【写真ギャラリー】

 “流し目王子”の愛称で呼ばれ、着々とファンを増やしてきた早乙女。そんな彼の13歳から15歳までの軌跡をまとめた写真集が発行された。舞台での演技はモチロン、けいこ中や、私服姿で外出する姿など、一人の写真家(本名:カメラカメン、プロレスのマスクを被った異色の写真家)が撮り続けた写真が収められている。同氏は「被写体として、こんな美しい13歳がいるのかと思った。それからは彼ばかり、夢中で撮っていた」と、3年前から“彼の可能性”にいち早く気づいたことが動機だったとか。そして、第2弾「16⇔19(じゅんろく じゅうきゅう」も構想があると話し、今も可能性を広げている。

 同時に開かれた会見では、定評ある女形の美しさについて質問が集中した。女性になりたいと思ったことは?と聞かれると「女性になりたいと思ったことはない。そういうイメージを持っている人が多い。できる限り男でいたい」と言葉を返した。また、舞台について「僕が演じている女形のような女性は現実にはいない。女の人ではあるが全く別。女性とは思っていない」と特別な意識は持っていないと説明した。そして、異性の興味について質問が及ぶと「年上の女性。しっかりしたタイプが好き」と本音の部分を打ち明ける場面もあった。

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