レアル・マドリーの選手達にクラシコでの勝利ボーナスが支払われることになった。昨年12月23日にカンプ・ノウで行われたクラシコでバルセロナを下したチームのメンバー25名は、一人2万ユーロ(約324万円)の特別ボーナスを受け取ることになった。

 ラモン・カルデロン会長は、カンプ・ノウで勝ったら何かしらのご褒美を出すとチームのキャプテン、ラウルらに約束。お金のためというわけではないが、モチベーションの一つとなったのは確かだろう。永遠のライバルであるバルセロナのホームで4年ぶりの勝利、22ヶ月間ホーム無敗を誇ったバルセロナから勝ち点3を獲得した上に、特別ボーナスの支給。レアル・マドリーの選手達の喜びも2倍といったところ。

 また、カルデロン会長はチームがリーガ、スペイン国王杯、チャンピオンズリーグの3冠を達成した場合、選手一人ひとりに90万ユーロ(約1億4500万円)を特別ボーナスとして支給することも約束している。

 お金のあるチームは羨ましい限りだが、クラブ側は金銭面でチームのバックアップを計り、選手達はそれをモチベーションの一つにし、喜び、そして誇りのために3冠を目指していく。

(スペイン通信)