クリスマス休暇も終わり、2008年はスペイン国王杯で幕を開けた。2日、各地でスペイン国王杯4回戦2nd.レグが行われ、レアル・マドリー、バルセロナなどが順当にベスト16にコマを進めた。

 主力を温存しアルコヤノ(3部)をカンプ・ノウに迎えたバルサは、2点を先制しながらも追いつかれ、まさかの引き分け(2-2)。しかし、1st.レグを0-3で勝利しているためベスト16進出を決めた。

 3冠を狙うレアル・マドリーは、アリカンテ(2部B)に同点とされながらも試合終了間際にグティがチームを救う値千金の決勝ゴールで辛勝。2008年初戦を白星で飾ったレアル・マドリーも同じくベスト16進出を決めている。

 また、1部同士の対決となったムルシア対バジャドリー戦はバジャドリーが、デポルティーボ対エスパニョール戦は延長戦の末、エース、タムードのゴールでエスパニョールが、マジョルカ対オサスナ戦はホームで4得点、3点のビハインドをひっくり返したマジョルカがそれぞれ16強入りを果たした。

 なお、残り2試合、レバンテ対アルメリア戦、ポンテベドラ対サラゴサ戦は3日に行われ、2チームが決まる。

スペイン国王杯ベスト16進出チームは以下の通り:

ヘタフェ
バルセロナ
レアル・マドリー
ビジャレアル
レクレアティーボ
バジャドリー
セビージャ
アトレティコ・マドリー
ベティス
ラシン
エスパニョール
マジョルカ
バレンシア
アスレティク・ビルバオ

(スペイン通信)