「WAKE UP EVERYBODY」<br>2007年12月19日発売<br>2,500円 (税込) / TOCT-26413

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 1993年4月に自らのユニット名を冠したアルバムでのデビュー以来、今年9月に15周年記念ベストアルバム「MUSIC FOR THE BEAUTIFUL DAYS 1993/2007」を発表。翌10月24日には、ゲストミュージシャンとして斎藤和義を迎えた通算12作目となるオリジナル・アルバム「Speak Low」を発表したICE。12月18日午前9時30分、かねてより病と闘っていた宮内和之(ギター)が東京都内の病院で、耳下腺がんのため43歳にて永眠した。

 19日には、今もなおリスペクトを集めるアーティストたちの90年代の名盤を復刻するシリーズ「standard of 90's」の第3弾として、ICEの7作品と高野寛の6作品が発売。全タイトルがアーティスト自身のディレクションによる新装紙ジャケパッケージと24Bitデジタルリマスタリングでの登場となり、ICE・高野寛選曲による貴重なボーナストラックが収録される。

 ICEの代表曲「MOON CHILD」等を収録したセカンドアルバム「WAKE UP EVERYBODY」(1994年)のボーナストラックには大ヒット曲「SLOW LOVE」が、高野寛の大ヒットアルバム「CUE」(1990年)のボーナストラックには未発表の「虹の都へ Pre CD Version」などが収録。ファンでなくとも必聴の名盤が、さらに強力になって登場している。

 シリーズ監修は、当時HMV渋谷から時代の音楽を発信した“渋谷系・生みの親”太田浩氏と、インディペンデント・マガジンというメディアからシーンを報じた「BARFOUT!」編集長・山崎二郎氏。また、シリーズ全タイトルの内2タイトル購入者を対象に、抽選で100名に特製エコバックが当たるプレゼント・キャンペーンも行なわれている。

ICE - アーティスト情報
standard of 90's公式サイト - SoundTown

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