2日、ユーロ2008本大会の組み合わせ抽選会がスイスのルツェルンで行われ、スペインはグループD、ライバルはギリシャ、スウェーデン、ロシアに決まった。ギリシャ、ロシアとはユーロ2004で同グループ、またスウェーデンとは今回の予選で同グループだったスペイン。死のグループ入りは免れ、ライバルを分かっているという点ではまずまずの抽選結果だと言えるが、もちろん油断すれば痛い目にあう。

 前日には「できればフランスやイタリアとは同組になりたくない」と語っていたスペイン代表のアラゴネス監督は、組み合わせの結果を受け、「まずまずのグループに入ったと言えるが、それは全てピッチで証明しなければならない。ライバルに敬意を払うということだ」と慎重さを見せながらも安堵した様子。スペインの大会になる時だと自信ものぞかせている。前大会はまさかのグループリーグ敗退に追い込まれたスペイン。リベンジに燃えるスペインは6月10日にロシアとの初戦を迎える。

ユーロ2008本大会、組み合わせは以下の通り:

<グループA>
スイス
チェコ
ポルトガル
トルコ

<グループB>
オーストリア
クロアチア
ドイツ
ポーランド

<グループC>
オランダ
イタリア
ルーマニア
フランス

<グループD>
ギリシャ
スウェーデン
スペイン
ロシア

(スペイン通信)