リーグ・アンの得点ランキングで目下トップ(11得点)を走るカリム・ベンゼマ(リヨン)が第15節レンヌ戦(24日)の前半ロスタイムに相手MF と接触して負傷、そのまま病院に運ばれた。

 翌日の精密検査の結果、右太腿の打撲と診断された。骨や筋には異常がなかったものの、腫れがひかないため、26日は練習に参加せず治療に専念した。27日にはチャンピオンズリーグのバルセロナ戦を控えるが、ペラン監督がレキップ紙に語ったところによると、出場できるチャンスは現時点で「3〜4割」。同日正午にチームドクターと話し合って決定を下すという。

 ベンゼマが欠場の場合は、フレッジが代わりにワントップを務めることになる。フランス代表でも活躍する19歳のベンゼマには、冬の移籍期間を前に数々のビッグクラブが注目しており、この試合でも多くのスカウトがベンゼマ目当てに視察を予定していると見られる。