ユーロ2008予選敗退後、イングランド代表のスティーブ・マクラーレン監督が解任され、時期監督は誰になるのかに注目が集まる中、イングランドフットボール協会(FA)はレアル・マドリーのベルント・シュスター監督の招聘を狙っていると24日付けの“マルカ”紙が報じた。

 当然ながら、新監督の人選を始めているFA。シュスター監督のレアル・マドリーでの手腕が評価され、リストアップされたようで、同監督はFAのブライアン・バーウィックCEOから連絡を受けたとのこと。

 しかし、実際にはFAがシュスター監督を射止めるのはかなり難しいと考えられる。今季、レアル・マドリーの指揮官に就任したばかりのシュスター監督の大いなる野望は、レアル・マドリーで成功を掴むこと。ヘタフェへの契約違約金を自腹で払ってまで掴んだレアル・マドリーの監督というポジションを自ら手放すとは考え難い。それに、クラブ側もシュスター監督を評価し、信頼をおいている。

 後任監督候補には、ファビオ・カペッロ氏(前レアル・マドリー監督)、ジョゼ・モウリーニョ氏(前チェルシー監督)…らの名前も挙がっているが、注目の新監督人事が決定するまでは、今後も多くの噂が持ち上がるだろう。

(スペイン通信)