ファンデ・ラモスがトッテナムの監督に就任して最初に驚いたのが、選手たちの絞りきれていない体にあった。「生活スタイルがスペインとは違う。これは改善しなくては」。早速彼はスペインからフィットネスのエキスパートを呼び寄せ、選手の体調管理を任せている。セビリア時代からファンデの信頼を受けるアントニオ・エスクリバーノ氏がその人物で、彼はパピーリャと呼ばれる植物の葉の成分を選手に与えることで脂肪蓄積を防ぐという、新たなメソッドを導入。UEFA杯連覇を成し遂げたセビリアの選手達もこの葉を摂取し、90分間落ちないあのスタミナを身につけたそうだ。エスクリバーノ氏は「これにより選手はあと1ヤード多く走れるようになるだろう。そこから得点が生まれる可能性もある」と語っている。スペイン式ダイエット、果たしてその効果は表れるだろうか?