セリエA第4節が23日に行われ、首位ローマがユヴェントスとの大一番を引き分けた。試合は17分にトレゼゲのセリエA通算100点目となるゴールでユーヴェが先制。しかしホームのローマは30分、36分とトッティが立て続けに決めてすぐさま逆転に成功した。劣勢のユーヴェは後半立ち上がりにネドヴェドがPKを得たが、キッカーのデル・ピエロがこれを失敗。その後もローマが主導権を握って攻め、勝ち点3獲得も間近になった88分、イアクインタに同点ゴールを許してしまい、土壇場で勝ち点1を分け合う結果となった。
 ローマは勝ち点を10で首位キープ。ユーヴェは同7で5位タイとなっている。

 2位インテルはアウェイでリヴォルノと対戦。開始直後に先制を許す苦しい展開となったが、35分にイブラヒモヴィッチが同点ゴールをゲット。しかしCLの敗戦も引きずってか、この日は流れが悪く、62分にはロヴィーゾにPKを決められ再びリードされてしまう。その後イブラヒモヴィッチがPKを決めて試合を振り出しに戻したものの、終盤にはマイコンが退場するなど、いいところなく勝ち点1を獲得するにとどまった。
 フィオレンティーナはアウェイでカターニアと戦い、開始4分のムトゥのゴールを守りきって1−0で勝利した。フィオレンティーナは勝ち点を8に伸ばし、2位タイにつけた。カターニアの森本貴幸はベンチ入りしなかった。