中学時代の宮本恒靖会長の写真をまじまじと見る本田圭佑(左)と、(右から)宮本会長、岩政大樹氏、星友啓氏

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 スポーツをテーマに、有識者が議論を行う「グローバルスポーツビジネスサミット2026」が2日、都内で行われた。

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 オンラインで参加したシンガポール1部ジェロンのMF本田圭佑が、登壇した宮本恒靖・日本協会会長を前に、指導者ライセンス制度の改革を訴える場面があった。

 北中米W杯後、SNSで代表監督就任を熱望する投稿を行った本田。「監督に立候補した時は恒さんに無視されましたが…」と語ると、宮本会長は「いや無視はしてないですよ」と苦笑いを浮かべた。

 本田は日本サッカー界の課題として「指導者の競争力があまりに少なすぎる。ずっと同じ指導者が同じ学校の監督をしていたり、Jリーグでも監督ライセンスを持っている人が(取得のハードルが高く)あまりに限られていて、その中でグルグル回さざるを得ない」と指摘した。

 本田自身も、代表監督就任に必要な日本協会のPROライセンスを取得していない。取得には一定期間の研修に参加する必要があり、現状の規定では取得に相応の年月を要する仕組みとなっている。本田がカンボジア代表を率いた際は、ライセンス取得者を監督に添え、コーチの立場から実質的な指揮を執る形で対応した。

 本田は「理解はしている。一生懸命やっていることはわかる」と前置きした上で「やっぱりシステムがもう古すぎる。これはずっと言っていることで、ルールを変えることが大変というところに行き着くんですけど」と言及。一例として「(J1)神戸の監督を三木谷(浩史・代表取締役会長)さんがやったっていいと思う。専門の人を右腕、左腕に抱えながら、サッカーの専門家を擁して勝利に向かっていく形があってもいい」などと持論を展開した。

 宮本会長は「いろいろな意見があるので、総合的に判断しないといけない。いま答えを出すことは難しいが、ドラスティックな変化が必要だという意見は重要だと思う」と一定の理解を示しつつも、明確な返答は避けた。